沖縄デザイン経営プロジェクト

2023年度の実践型プロジェクト【伴走型支援者×フロントランナー企業育成プログラム】の第4回全体セッションを、2023年11月17日（金）14−17時、Okinawa Innovation Lab（株式会社みらいおきなわ）にて開催しました。
今年度の支援企業は3社。その3社に対して、それぞれ支援機関（銀行、保証協会）とクリエイターがチームを組み、デザイン経営による支援を行っています。

今回のデザイン経営の支援は大きく３つのフェーズに取組みます。
PHASE1では企業のアイデンティティと価値観、強みをヒアリングにより抽出。
PHASE2で「本質的な課題は何か」、そしてその課題を解決するアイデアを検討します。
そしてPHASE3ではその課題解決のアイデアを発表するためのアウトプットを作成し、
2024年2月の成果発表会で共有します。

今回はPHASE1の企業ヒアリングのまとめを共有し、PHASE2で「本質的な課題は何か？それを解決するアイデアは？」について、日本一デザイン経営に取組み、多くの実績のある株式会社SASIの近藤さんをお招きし、考え方・進め方をワークショップ形式で学びました。

それぞれの企業の「本質的な課題」について話し合い、その後課題解決のアイデアを別の事例に置き換える手法でチームごとに検討しました。
現時点でのチーム発表の内容だけでも、自社のアイデンティティ・価値観と強みをかけ合わせたアイデアとなりそうで、来年2月の成果報告会が楽しみです。
次回は西平守秀弁理士から各社ごとにアドバイスを行っていただき、知的財産を会社の強みにするためのセッションを予定しています。